ファイナンシャルプランナー(FP)のやりがい・楽しさ・魅力

どんなお仕事でも楽しさややりがい、魅力はあるものですが、当然、難しさがあることも事実です。

ファイナンシャルプランナーのお仕事は、顧客とともに考えていく仕事なので、多くのやりがいや楽しさを味わえるでしょう。

 

ファイナンシャルプランナー(FP)・仕事の魅力

まずはファイナンシャルプランナーの仕事の魅力についてご紹介しましょう。

 

幅広いエリアでの活躍がのぞめる

ファイナンシャルプランナーは、取り扱う範囲が広いこともあり、活躍の場が多いことでも知られています。

金融、保険、不動産関連など、ファイナンシャルプランナーが常駐している会社はとても増えています。

 

ファイナンシャルプランナーは、顧客の資産運用・管理のほか、設計についてのアドバイスや提案も行います。

専門的な知識が問われる仕事ですが、実績を重ねていくことで、活躍可能なエリアはどんどん広がっていきます。

 

専門的な知識を持つ人材として認知される

ファイナンシャルプランナーの国家資格である「FP技能士」の資格を取得することは、そのまま専門的な知識を持つ人物であることの証明となります。

実務にあたり、必ずしも求められる資格ではありませんが、上記の業界においても「FP技能士」の資格を持つ人材は常に求められています。

 

民間資格ですが、「FP技能士」の上級資格にあたる「CFP資格」というものも存在します。

こちらは国際的に認知されているFP資格です。

 

資格を維持するためには、会費がかかるとともに、学習も続けなければなりませんが、だからこそ、信頼へとつなげられます。

 

ファイナンシャルプランナー(FP)・仕事のやりがいや楽しさ

それではここからは、多くのファイナンシャルプランナーが感じているという「やりがい」や「楽しさ」についてご紹介していきましょう。

 

感謝される、それがやりがい

顧客の夢や目標を実現するにはお金が必要です。

アドバイスや提案をしても、「お金がなくても夢がある」のままでは、ファイナンシャルプランナーとして立派に仕事をしたとはいえません。

 

専門知識を持つものとして、顧客を目標に導く手助けをすることがファイナンシャルプランナーの仕事です。

顧客と話し合いをもち、資産の内容等を精査し、個々の関連分野で適切な策を打つ。

 

少しでも結果が見えてくると、顧客もこれまでのアドバイスについて、言葉にして感謝してくれるはずです。

これはファイナンシャルプランナーにとって、とても大きなやりがいを感じられる瞬間ではないでしょうか。

 

頼りにされる

日本社会は、高齢化や終身雇用制度の崩壊、自然災害などにより、今後の生活へ大きな不安を感じている方が増えています。

実際、ファイナンシャルプランナーへ相談に訪れる方の多くが、このような悩みを持っています。

 

顧客層も、働き盛りの30代から60代までと、幅広くなってきており、さまざまな課題や目標を持つ人たちに頼りにされていることを実感できるでしょう。

これもファイナンシャルプランナーのやりがいといえるのではないでしょうか。

 

得意分野を活かせる

会社には所属せず、個人で働くファイナンシャルプランナーは、「ここは誰にも負けない」という得意分野を活かして仕事をしている方がほとんどです。

会社に縛られずに働けるというメリットもあります。

 

本当はもっとよい提案ができるのに、会社関連の商品を勧めなければならないなどのジレンマを、組織に所属すると抱えることになる場合がありますが、独立していれば、そんなことに気を遣うことはありません。

 

看板がないので苦労することは多くなるかもしれませんが、だからこそ、喜びも大きく感じられるでしょう。

 

企業で働くファイナンシャルプランナーのやりがいとは

金融や不動産関連分野では、ファイナンシャルプランナーの知識が必要とされています。

 

実際、数多くのファイナンシャルプランナーがこれらの分野で活躍しており、この業界に就職すると、FP技能士を目指すことを会社から求められる場合もあるほどです。

組織の中で働くことになっても、顧客に最適な提案をし、その結果、喜んでもらえれば、それはしっかり実績になります。

ファイナンシャルプランナーとしてのやりがいは、企業で働いたとしてもしっかりと味わうことが可能です。

 

自分の人生にも仕事を活かせる・これもやりがい

FP技能士になるためにがんばった学習、そして実務をこなすことで役立つ知識は、顧客のためだけではなく、自分の生活設計にも当然役立ちます。

将来の夢を持つことは、顧客だけの特権ではありません。ポートフォリオ、資金の計画など、すべて自分の生活設計にも役立てましょう。

 

それぞれの顧客に対し、資産状況や夢、目的を全体的に考慮して、ベストな提案を行うことがファイナンシャルプランナーの仕事。

心を込めて仕事をすること、そして提案により顧客の目標が現実的になることで、顧客は喜び、感謝してくれます。

これこそが、FPのやりがいです。